2019年度 久留米附設中過去問研究 算数⑤
●2019年度のラスボスは描くのが難しい
立体を描くのが難しく、結局は上手く描けなかったが、雰囲気は伝えられていると思いたい。
2018年度大問5小問②よりは考えやすいが、この問題の2②は放置して他の問題を見直した方が合格可能性が高いのでは?
●2年分の総評
2018年度、2019年度を解いた感想としては
①複雑な計算問題はない。大問1は絶対にミスしない。
②代数の問題はサラッと出題されるが、解きやすいので確実に得点する。
③図形を回転させる問題は頻出なので、多めに演習しておく。同レベルの問題を10問くらい解けば動きはとらえられるようになる。
④図形勝負の試験だが、最後の大問は前半のみ正解狙いでもよいのでは?いずれにせよ早くからパズル道場などで図形感覚を培うことが大切。作図力も要求されるので日頃から立体問題では図を書くようにしよう。
●大問5
①ここまではわかりやすい。一つ一つの平面で切っていくと、トンガリ屋根の9面体になる。
②ここはなんとか雰囲気で伝えられていると思うが、三角錐を2つ重ねた8面体。描けたら体積を求めるのは難しくない。
③ここはかなり苦しい図解になっているが、前述の8面体の角を4つ切り取った形になる。立体さえ描けたらここも体積を求めるのは難しくないのだが、この立体を描くよりも前の問題を見直した方が合格戦略としては良いかと思う。
久留米附設中の過去問研究を年度別にまとめてアップするのはしばらくお休みして、これまでの類題や解き溜めた他中学の問題などを扱っていく予定。
なお、解答はあくまでも一小学生の父親として問題を解いた痕跡であり、間違いや解法のマズさなどはご理解の上で閲覧ください。