2021年度 福岡県公立高校入試 大問6
●前回に続いて2021年の福岡県公立入試問題にチャレンジ
この問題の(3)はかなり難易度が高く、福岡市内で言えば福大大濠高校の立体問題の最後枝問と傾向が似ていますが、この3はよほど立体図形に自信がありかつ制限時間を10分以上残した場合を除いては、パスして他の問題の見直しをした方がよいと思います。
この問題を解けなくても福岡市内御三家には合格します。
(1)は例年通りに立体図形の性質を問う基本問題なので確実に押さえる。
(2)は作図さえできたら難しくありません。偏差値65以上を狙う人は大問5(3)かこの問題は取りたいところ
他方、前述したように(3)はかなり難易度が高く、合否に結びつかない問題も思われます。
2021年度 福岡県公立高校入試 大問5
●前回に続いて2021年の福岡県公立入試問題にチャレンジ
例年通りに大問5、特に(3)から難易度が上がります。この年は大問6がかなり難しいので、偏差値65ラインを確保したい人は(3)は解きたいところ。
この平面図形の面積比較の問題、福岡市内では中村学園高校の特Sがよく出題しますね
●図形の中に隠されている相似形を見抜きましょう。私自身は当初は(2)の相似関係を利用するのかと思ったのですが、特に関係なく解けます。
私の解答では△HFBと△GFCは証明を省い相似としましたが、厳密な答案では相似である証明は必要だと思います。答案用紙に途中式も記載する場合には証明も書いた方がbetterです。
2021年度 福岡県公立高校入試 大問4
●前回に引き続き2021年の福岡県公立入試問題にチャレンジ
今回は大問4。2022年の大問4でも書いたように大問4はほぼ毎年一次関数のパターン問題。この問題もグラフを活用して求める値を推察して立式して計算。
●注意点も2022年の大問4とほぼ同じ。速さ=変化の割合になるので、日頃から「変化の割合」の考え方に慣れておくこと。「変化の割合」を用いずに連立方程式で傾きを求めるのはナンセンス
2021年度 福岡県公立高校入試 大問3
●2021年福岡県公立高校入試問題の大問3にチャレンジ
比較的苦手とする生徒が多い整数問題ですが、この問題の難易度は教科書ワークのレベルです。
御三家高校を目指す生徒は大問1〜3を10分以内ノーミスで抜けたいところです。
2021年度 福岡県公立高校入試 大問2
●2021年、福岡県公立高校入試問題の大問2にチャレンジ
統計の問題ですが、統計の知識のみを尋ねた平易な問題です。大問1とともに必ず押さえたいところです。
御三家志願者は大問1〜2を5〜7分以内ノーミスで終わらせたいところです。
2021年度 福岡県公立高校入試 大問1
●2021年にチャレンジ
2022年の福岡県公立入試問題に引き続き2021年にもチャレンジ。まずは大問1でこれも5分以内ノーミスで抜けたいところです
注意点を書くと
(6)のyの変域の最小値は0なのでミスしないようにすること
(7)は第2象限のみではなく第4象限を書くことも忘れずに
(8)は3:4:5を覚えておけば即答
(9)は補助線OCを引いて中心角を考える
というところでしょうか
なお、解答はあくまでも一小学生の父親として問題を解いた痕跡であり、間違いや解法のマズさなどはご理解の上で閲覧ください。
2022年度 福岡県公立高校入試 大問6
●引き続き福岡県公立入試問題チャレンジ
2022年の最後の問題。恒例の立体図形ですが、これまでの大問1〜5と比較すると難易度が急に上がります。
確かに福岡県の難関私立である久留米附設高校や福大大濠高校で出題されるようなイメージさえも難解な立体問題ではないものの、制限時間50分下では十分に強力なラスボスとなり得る問題です。
受験生の多くはここまで辿り着けないかもしれませんが、(1)は毎年のように出題される立体図形の基本を問う問題で、難易度は大問1のレベルなので、これは確実に押さえるようにしましょう。
残りは、福岡市御三家高校を目指す人でも(2)(3)のどちらかを解けば合格すると思います。(2)を解き終えた時点で残り時間が10分切っていた場合には、(3)の配点はせいぜい3〜4点なので捨てて大問1〜5を見直すことをオススメします。修猷館高校志望者でもそれで合格点が取れるはずです。
なお、解答はあくまでも一小学生の父親として問題を解いた痕跡であり、間違いや解法のマズさなどはご理解の上で閲覧ください。