灘中 算数研究 2000年度1日目 大問3
●面積図を使った情報整理
この問題は久留米附設中2018年度の大問2の食塩水問題の類題として取り上げます。
上記附設中の問題は面積図で解くとスッキリしますが、こちらは求めたい値を1とおいて考えた方が解きやすい問題です。ただし情報整理には面積図を使うと便利です。
●「1とおく」解法のモドカシさ
なお、余談ですが、私はこの種の「1とおく」問題を見るたびに、「1とおくくらいなら、Xとおいた方がいいんじゃないか?」と思いますが、、、、教育上何かあるんでしょうね。ただ試験としては式の過程を記載しないタイプで解答欄のみを埋めればよい問題ならばXを使って解いてもかまわないと思います。
ただし小学生のときから方程式を多用すると、中学受験の文章題を解く力が伸びない可能性があるのは確かなのて、注意が必要です。
●灘中2000年度1日目大問3
①求めたい値を「1とおく」ことが基本
②操作な順に分数計算していくのみ
③この種の問題では情報整理が重要だか、面積図を使った情報整理は有効
なお、解答はあくまでも一小学生の父親として問題を解いた痕跡であり、間違いや解法のマズさなどはご理解の上で閲覧ください。