2018年度 久留米附設中過去問研究 算数⑤
●ラスボスは鬼の立体問題
正直に言うと最後の(2)の体積、最初は閃かなかった。数日放置してお風呂に入っていたとき
「あー、あの立体は正四面体の4分の1やんか」
と気づいた。
自分が気づかなかったからじゃないけど、この問題はそれに気づかなかったら時間内に解くのは厳しい。ここは捨てて他の問題の見直しを優先することも一つの手段だと思う。
今回の解説は自分としてはイマイチだけども、私自身あと数年は中学受験の修行を積む予定だから、そのうちもう少しわかりやすい解説を書きたいものだ。
●コンセプトは4年後の娘への手紙
以下、自己流の過去問解答に加えて、簡単な感想をつけている。コンセプトは
「4年後の娘への手紙」
実際に自分の子供がこれを解くのは3〜4年後なので随時改訂していく予定。なお問題の掲載は著作権等の関係から省略している。
なお、解答はあくまでも一小学生の父親として問題を解いた痕跡であり、間違いや解法のマズさなどはご理解の上で閲覧ください。
●平成30年 大問5
◯小問1
①クとは違い、エの体積問題は基本的な学習の積み重ねで解ける。要は立体の底面積が正三角形の面積の1/3に気づくかどうか。
◯小問2
①クの体積を求める問題だけが難しい。知識の集積というよりむしろ閃きが必要。ハイレベルな空間図形に関する能力を養う必要がある。
②知人のベテラン塾講師によると附設中の合格者平均点は75前後とのこと。この問題の配点はせいぜい5〜7点。試験場ではこの問題にこだわるより、他の見直しをした方がベターかも
次回から西南学院中の2021年度を掲載します。