春季講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(1)
この春、高校入学が決まったみなさん。合格おめでとうございます。
高校受験が「生まれて初めての受験体験」だった方も多かったと思います。卒業式も終わって、とりあえず一息ついている頃ではないでしょうか?
進学予定の高校から教科書や課題を渡された方も多いでしょう?中には塾の春季講習に通ってさっそく高校1年生の予習に取り組んでいる方もいることでしょう。
「でも春休みまでわざわざ塾に通いたくないし、春季講習はお金が高いよ」
という人もいるかも?
本日は、そういう人のために塾の春期講習に通わなくても自分でできる高校1年生の数学の予習というテーマで記事を書いてみました。
まず、以下の文部科学省から出された高校1年生の学習要綱を見てください。
2の三角比は高校生になって新しく習うsin,cos,tanという全く新しい概念です。率直にいってここまで予習してくる新高1年生はほとんどいません。予習するとすれば1の「数と式」に該当する内容です。
では、この内容をもう少し詳しくみてみましょう
1.数と式
〇数と集合
・簡単な無理数の計算
・集合と命題
〇式
・式の展開と因数分解
・一次不等式
どうでしょう?中学時代に学んだ単元がならんでいませんか?
実際に、高校1年生の前期で学ぶ内容は中学数学の延長です。
例えば無理数は分数で表すのが無理
でしたよね?だからその対象の有理数は分数で表せる性質をもつ値でした。
そしてその2つ下にある「式の展開と因数分解」
これは中学3年生でも勉強しましたね
高校数学の因数分解では中学3年生の基礎を土台にして「たすきがけ計算」や「3次式の因数分解」を学んでいきます。
そして新高校1年生が予習しておくべき内容はまさにここだと言えます。
では、次回は高校1年生で習う「式と計算、因数分解」のために、何を復習しておくべきか、詳しく掘り下げていきましょう。