春季講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(2)
前回の記事「春期講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(1)」では
・この時期に最も予習効果が高いのは「因数分解と式の展開」
とを書きました。
今回は具体的に因数分解の何を勉強しておくべきか、掘り下げてみましょう。
以下は数研出版の「チャート式 基礎と演習 数学1+A」のP23「因数分解」の解説事項に記載されている「高校1年生で覚えておくべき因数分解の公式(2次式)」です
この4つ+αが新高校1年生が覚えておくべき因数分解の2次式といえますが、少なくとも⓪~④は見覚えがありますよね。
実際に上述したチャート式に記載されている重要例題はこの公式を利用する問題が多数記載されております。
この例題13,14については高校入試レベルの因数分解の知識で十分対応できる問題ではないかと思います。
さて重要なのは最初にあげた5つの公式の中の④の公式です。一般に「たすきがけ」と言われている内容です。新高校1年生にはこの「たすきがけ」をぜひマスターした状態で入学式を迎えてほしいところです。
次回は、この「たすきがけ」について詳しく解説したいと思います。
※本日取り扱った内容については、後ほどオリジナル練習問題を掲載しますので、練習用に使ってください。