「うちの子に限って」 元塾講師パパと娘の中学受験合格大作戦

元塾講師。自分の子供も中学受験準備開始。現在は私自身の試験準備のためにブログを休止しています。

2021年度 西南学院中過去問研究 算数⑤

●まるで公立高校入試のような問題 大問5の⑵はこの試験では差がついた問題の一つだろう。問題文とグラフをよく参照して理解すること。 まるで公立高校の入試に出てきそうな問題なので、ついつい「◯◯をXとおくと」とやりたくなるが、中学入試なので面積図で解…

2021年度 西南学院中過去問研究 算数③④

●資料問題は省略 大問3は資料問題だが、資料を書き写すのは大変だし、それに対して解答は選択肢を選ぶのみ、なので今回は省略。後日余裕あるときに対処したい。 大問4は折り紙を利用した図形問題。このくらいなら自分で折り紙を折って、ハサミで切ってみると…

2021年度 西南学院中過去問研究 算数②

●規則性に関する良問 規則性に関する良問だが、厳密にいうと一般式を数学的帰納法で証明した後に和の計算をするべきなんじゃないか?とも思った。おそらく算数の世界ではこれでよし、とされてるのだろう。算数の経験浅いのでこの辺の事情はよくわからない。 …

2021年度 西南学院中過去問研究 算数①

●西南学院中学の算数 実務上の理由もあって今回は西南学院中の過去問。まずは2021年度 西南中の問題は図形や表グラフを読み取る問題が多くて問題文は書き写すのが大変。いつになるかわからないけどいずれ問題は何らかの形でアップする予定。 問題全体は基本…

2018年度 久留米附設中過去問研究 算数⑤

●ラスボスは鬼の立体問題 正直に言うと最後の(2)の体積、最初は閃かなかった。数日放置してお風呂に入っていたとき 「あー、あの立体は正四面体の4分の1やんか」 と気づいた。 自分が気づかなかったからじゃないけど、この問題はそれに気づかなかったら時間…

2018年度 久留米附設中過去問研究 算数④

●図形問題 図形の回転問題。作図さえできれば決して難しい問題ではないけど、複雑な図形なので受験生の間では差がつきそう。 この問題は数Ⅲの軌跡問題によく似ているが、附設高校の地元、九州大学理系はよく出題する。この高校は毎年20人以上の九州大学医学…

パパと娘の勉強会⑥ 第7回勉強会

●学童では課題プリント 学童再開につき「パパ勉強会」用のプリントを毎回渡し、娘はそれを学童で勉強してくるのが課題だが、コロナによる学童閉鎖もあり今週は1枚のみ 前回に引き続き「標準演習」を渡したものの、明日からは自分でも勉強しやすいZ会の「グレ…

2018年度 久留米附設中過去問研究 算数③

●さすが九州の最難関中学 この解説答案、拙くて 「こんな解説答案しか書けなくて、よく元塾講師だと名乗れるな!」 と専任の先生には怒られるかもしれないが、私なりに可能な限り分かりやすく書いてみた。 中でも小問4は高校入試に出題しても差がつく問題。…

2018年度 久留米附設中過去問研究 算数②

●附設中の食塩水問題、けっこう面倒くさい けっこうデキる小学生が 「附設中の割合や食塩水の問題は、難しくはないんだけど、何度も作業を繰り返す問題が多くて面倒くさいんだよ‍♂️」 と言っていたが、まさにその通り。しっかり情報を整理しないと混乱して計…

2018年度 久留米附設中過去問研究 算数①

●私立中学の過去問研究を始めました 当方は共学希望なので福岡市在住の女の子の志望校としては ・久留米附設中 ・福大大濠中 ・西南中 ・早稲田佐賀中 あたりがチャレンジ校も含めてターゲットになる。 まずはその中での最難関である久留米附設中の過去問研…

パパと娘の勉強会⑤ 目算:脳内処理を鍛える〜

先週末は忙しくて勉強会をスキップしたので、本日の自宅待機を利用して勉強会 今日の課題は、学童の宿題用に私が準備した算数プリントのやり直しとその先。プリントは「標準演習 小3用」という勤務先に置いてあったテキストの巻頭の足し算引き算から抜粋した…

パパと娘の勉強会④ 第6回勉強会

昨夜、学校から連絡があり「濃厚接触者のため出席停止」と伝えられた。 かなり急だったが、基本的に私の仕事は午後からなのでこの期間は午前中は私が一緒に過ごし、午後以降は妻が半休を取るというシフトで乗り切る。 その1日目の今日は先週末にやり損なっ…

パパと娘の勉強会③ 第5回勉強会〜

前回書いたように、3回目の娘との勉強会でトップクラス問題集の最上位の問題を解かせた。 そしてその時には自力で解いたのだけれど、本人にとっては苦痛だったらしく 「あんな難しい問題はもうやりたくない」 と言い始めてしまった。 そのため今回から易し…

パパと娘の勉強会② 第1回から第4回までの振り返り〜

7月3日が娘と一緒に勉強会の第5回目だったが 私自身も小2生の受験指導をしたことがないし、ましてや自分の娘となるとなんとなくやりづらい 実際に今もまだ試行錯誤なのだが、とりあえずこれまでの反省もかねて第1回から第4回までを振り返ってみる ●問題集…

パパと娘の勉強会① 一緒に勉強する習慣を作る〜

現在、娘は小学校2年生なので一般的にはまだ通塾には早い学年なのだが 親からの押し付けではなく、娘本人の中学受験への興味が芽生えつつあるので、今から少しずつ準備をしていこうと考えた。 ●中学受験は算数で決まる まず中学受験自体はほとんど算数で決ま…

中学1.2年生の復習について <高校受験スタートダッシュ!新中学3数学の俯瞰図(ふかんず)その3>

こんにちは。 前回に続いて、中学3年生の1学期の数学の学習法について書いてみたいと思います。 前回は 中学3年生の1学期は「内申書点数アップのボーナスタイム」であり、定期考査のほとんどが計算問題なので、最低でも教科書ワークや傍用問題集のAレベル…

遅れを取り戻すラストチャンス!<高校受験スタートダッシュ!新中学3数学の俯瞰図(ふかんず)その2>

こんにちは みなさん、新学期をどのようにお過ごしでしょうか? 新しい担任の先生、新しいクラスメイト、など慣れてきたころではないでしょうか。 前回は、新中学3年生の数学の勉強方法について、1学期に学習する単元がそれぞれ相関しており、今学習してい…

二次方程式の習得を目標とせよ!<高校受験スタートダッシュ!新中学3数学の俯瞰図(ふかんず)その1>

春休みも残すところわずかとなりました。 新中学3年生にとっては、今年は受験生。何かと周りからのプレッシャーも多いことかと思います。 今日はそんな新中学3年生に対して、前期の数学の勉強方法について書いてみたいと思います。この相関図、俯瞰図が頭…

苦手分野を克服するための3つの秘訣

今回はチラシにも紹介した 「苦手分野を克服するための3つの秘訣」 について書いてみました。特に「数学が苦手」と考えている生徒さんについて考えてみますね。 ●まず第一に「食わず嫌い」があげられます。 ここで私がいう「食わず嫌い」とは、問題の本質を…

春季講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(5)

こんにちは 5回に渡って連載してきた「自分でできる新高校1年生の予習シリーズ」も最終回となりました。前回までは ・新高校1年生の数学の予習として「式の展開と因数分解」を学習しておくことが効果的であり、その中でも「たすきがけ計算」はぜひ押さえ…

春季講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(4)

前回までは、 新高校一年生の春休みの数学の予習としては、中学内容+αの因数分解の予習がおススメである とお話ししました。またその中でも 「たすき掛け」はぜひ入学前にマスターしておいてほしい計算方法である とお話ししましたね。 今回は「たすきがけ…

春季講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(3)

前回までの記事では、 新高校1年生の数学の準備としては ・中学生の因数分解の復習を行うことが最も学習効果が高いこと ・その内容の大半は中学3年生で学習した2次の公式であること をお伝えしました。 それらを復習した上で「たすきがけの計算方法」を入学…

春季講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(2)

前回の記事「春期講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(1)」では ・この時期に最も予習効果が高いのは「因数分解と式の展開」 とを書きました。 今回は具体的に因数分解の何を勉強しておくべきか、掘り下げてみましょう。 以下は数研出版の「チャ…

春季講習は不要!自分でできる新高校1年生の予習(1)

この春、高校入学が決まったみなさん。合格おめでとうございます。 高校受験が「生まれて初めての受験体験」だった方も多かったと思います。卒業式も終わって、とりあえず一息ついている頃ではないでしょうか? 進学予定の高校から教科書や課題を渡された方…